走るだけの北海道二人旅
2008年7月12日13日（1～2日目）480km
静岡⇒国道1号⇒国道52号⇒山梨県⇒国道140号⇒雁坂トンネル（470円）⇒埼玉県秩父⇒国道254号⇒国道462号⇒群馬県⇒国道17号⇒新潟県長岡市⇒国道8号⇒新潟市内で宿泊
朝7:00国道1号線富士川東の休憩所で待ち合わせ。今回はＴ田君との二人旅、彼を待っていると爆音とともにやってきた。「おうっ」と挨拶してから今日の行程を説明した。山梨から秩父へ抜ける雁坂トンネルという国道で一番長いトンネルを抜ける。トンネル内で寝ないように手前で休憩する旨を伝える。その向こうの大ループ橋もきょうの見どころ。お昼は桐生の「ひもかわうどん」の予定。しかし荷物が相変わらず少ないなぁ。旅慣れている人は違うね。(^^)/
雁坂トンネル休憩と、積み荷の点検
フェリー乗船時刻と、フェリー内の廊下
シングルの様子と、北行のフェリー
2008年7月14日（3日目）330km
小樽⇒国道5号⇒石狩⇒国道337号⇒国道231号⇒留萌⇒国道239号⇒苫前⇒国道232号⇒天塩⇒道道106号⇒天北オロロンルート⇒稚内天塩線⇒宗谷サンセットロード⇒道道254号⇒ノシャップ岬⇒稚内市街泊
石狩から海岸線の道路へ入りあとは迷う道路でもないので二人別れて走ることにした。ひとりでこの景色を味わって走って欲しいと思ったからで決して放置した訳ではないから(笑)。走って景色を楽しむ道ってあるよね。見通しも良くついついスピードが出てしまいがちだけど、Ｔ田君のハーレーなんかは特にお尻の下から響いてくる鼓動が背骨から頭に心地よく、のんびり走りたい。左は海、右は原野。よくここに道を作っていただいた。大変な道路工事だったでしょうね。稚内に着くとホテル近くの洋服店でダウンジャケット買う。やっぱり旅慣れてる人は違うなぁ。現地調達が土地に合った服装ができるということだね。(^^)/ 明日は朝5時出発だからね、よろしく～！
日本海真っ青い海と、着後走りっぱなし
まだまだ先は長いと、天売海道～気分最高
ガードレールが無い道と、風力発電
2008年7月15日（4日目）320km
稚内⇒国道40号⇒国道238号⇒宗谷岬⇒浜頓別⇒道の駅雄武⇒興部⇒国道239号⇒紋別⇒中湧別⇒サロマ湖⇒能登湖⇒国道39号⇒網走市街泊
きょうは稚内から宗谷岬に立ち寄り、そこから一気に網走まで走る予定。夏はいつも5時出発15時終了って感じで走る。朝の3時間が移動距離を延ばせる。今までの経験から一日平均すると時速30kmで10時間＝300kmくらいが下道で走る距離で旅行を計画すると大体うまく行く。しかしここは北海道、走れる距離が長くなる。だけど無理をすると疲れが蓄積して運転の集中力が低下してしまう。雨だって降る。なので無理をせず早く目的地に着いたらゆっくり休む。休みながらその街を見て歩くのも旅行のひとつだと思う。きょうは途中Ｔ田君とバイクを交換して走ってみた。。というかハーレーに乗って走ってみたかった。やっぱいいねー、ハーレー。昔乗ったイントルーダーを思い出した。いい気分で走っていると霧雨が降ってきた。えーきょう降るって予報あったー？雨カッパをと思ったら、自分のバイクに乗せたままだった。が、Ｔ田君ははるか向こうに行ってしまっている。スクーターはシールドが大きいから少し雨が降ってもわからないかも。霧雨でもずっと走っていたらずぶぬれになりながらようやくＴ田君に追いつくと「え。降ってました？」だって。やっぱり。雄武という道の駅で休憩がてらホタテの入ったうどんを食す。なんだか外に大勢人が集まってきたので見にいくと毛ガニの直売所ができていた。毎年ここに買いに来ているというバイカーも居た。ゆっくり見て買いたいけど今回は北海道を走りに来たんだと言い聞かせ道の駅を後にした。北海道を走るときに注意しないといけないのはガソリンスタンドが少ないこと。なので早め早めに給油すること。去年あそこにあったはずのガソリンスタンドが今年は休業されていることもあるので。網走に着いて走り納めに給油して明日に備える。また5時出発だからね。夜は網走の居酒屋でジンギスカン。北海道は何を食べても美味しいね。
宗谷岬と、そこからの南下する道
雄武のほたてうどんと、網走ジンギスカン
2008年7月16日（5日目）420km
網走⇒国道39号⇒国道244号⇒原生花園⇒浜小清水⇒斜里⇒国道334号⇒三段の滝⇒知床横断道路⇒知床峠⇒羅臼⇒国道335号⇒標津⇒国道244号⇒道道950号⇒野付半島⇒道道950号⇒国道244号⇒標津⇒国道272号⇒国道44号⇒釧路市内⇒和商市場⇒国道38号⇒帯広市街泊
今朝も朝5時出発。湿性花園についても誰も居ない。オシンコシンの滝も誰も居ない。風景をひとり？いやふたり締めした感じ。Ｔ田くんから「どこにも観光地に寄らないんですね？」と言われ「北海道を走りに来たんだから」とは言ったがまあまあ寄ってるよね。誰も居ない時間に寄ってるからそう感じないのかも。知床横断道路だってなかなか走れるところじゃないんだ。冬季は閉鎖されるし。野付半島だってなかなか来れない。大自然を満喫しながらお昼は釧路和商市場の勝手丼。丼ぶりのご飯を買って自分の好きな具材を乗せて近くの公園で食べた。あとひと踏ん張り帯広まで走る。夜は当然、豚丼(^^)/。
まーーっすぐな道と、歩道にキタキツネ
広大なジャガイモ畑と、和商市場の勝手丼
2008年7月17日（6日目）250km
帯広⇒国道38号⇒道東自動車道⇒道央自動車道⇒札幌自動車道⇒小樽市街泊
今日は北海道最後の走る日なので途中から高速道路を走ってみた。空いていて走りやすが、サービスエリアの お店が無いところが多いのでご注意。自動販売機はあるけど。バイクは車のように車内で休むことができないのでお店が無いと少し不便かな。小樽まで走って少し観光。明日朝10時のフェリーに乗るのみ。
ホテルの豪華朝食と、小樽運河の風景
帰りのフェリーと、コンビニで購入
2008年7月18日19日（7～8日目）480km
小樽港発10:30⇒新日本海フェリー⇒翌日5;00新潟港着⇒国道116号⇒国道402号⇒国道352号⇒柏崎⇒国道8号⇒国道18号⇒国道406号⇒菅平⇒国道144号⇒国道18号⇒国道141号⇒国道20号⇒国道52号⇒国道1号⇒自宅
新潟に着くと雨が降っていたので、ここで解散しそれぞれに帰ることにした。私はぶらぶらあちこち下道を走って一日かけて帰ったが、Ｔ田君は全行程高速道路で帰ったとあとで聞いた。土地勘も無いしそうなるよね。ごめんね放置して。申し訳なかった。