電熱ウエアー&グローブ購入実験
2021年1月25日
冬のツーリングのためについに電熱ウエアーとグローブを購入しました。しかーし、説明書を見るとウエアーの定格電流が4.5(A)、グローブが1個あたり1(A)とあり バイクの発電機の容量が不明なため、このままバイクのバッテリーに接続すると容量オーバーになり、バッテリー上がりもしくは発電機の損傷してしまう可能性があると考えました。よって試験を実施することとしました。。
メーカーに問い合わせるとグローブ用のバッテリーはありますが、ウエアー用のバッテリーはない様子(問い合わせの返信なし)。しかたなし、電動工具の18(V)6(A)のバッテリーと、18→12(V)の定格電流5(A)の変換機を購入し、実験開始!!
ウエアーとグローブにはそれぞれボタンが付いていて、電熱の「強」「中」「弱」の切り替えがあります。あわよくば、それぞれを「弱」にして使用可能かと考えていました。しかし実験をしてみると電流の大きさを制御するのではなく「ON」「Off」のタイミングを変える制御をしていることがわかりました。「強」は定格電流連続通電、「中」は定格電流を約1分通電し、その後に約30秒の時定数をもって電流0(A)まで制御し、その後に30秒の時定数をもって再び定格電流となる。その繰り返し。「弱」は「中」と同じ制御で定格電流の通電時間が10秒程度。電気こたつと同じような制御なのかなぁ。
結局、ウエアーとグローブの最大電流が重なると6.5(A)も流れてしまうので今回購入した電動工具用のバッテリーと変換機では容量が足らず、それぞれにバッテリーを使うことになりそうです。実験をして正解でした。測定に使用したクランプメーターの最大値が60(A)なので、測定誤差が大ききかもしれませんが、最大値は、ウエアーが4.8(A)、グローブが1.2(A)でした。