久しぶりの北陸能登へ
緊急事態宣言も解け、久しぶりに県外(北陸)を走ってきました。2013年にツーリングを計画したのですが、計画した自分だけバイクが故障して行けませんでした。10年は行ってないかなぁ。久しぶりの北陸は道も間違えて、多々反省ばかり。いつもどおりの苦行の旅でした。(^^)/
2021年10月3日 日曜(1日目)
自宅⇒国道1号⇒豊橋⇒国道23号⇒豊川⇒国道1号⇒豊明⇒国道23号⇒桑名⇒国道258号⇒海津⇒県道56号⇒国道365号⇒関ケ原⇒国道21号⇒米原⇒国道8号⇒米原駅北側⇒県道329号⇒県道234号⇒琵琶湖⇒県道2号(さざなみ街道)⇒長浜⇒県道331号⇒県道44号⇒国道8号⇒敦賀⇒国道8号⇒杉津⇒県道204号(潮風ライン)⇒国道305号⇒越前海岸⇒三国⇒加賀⇒県道61号⇒加賀IC⇒北陸自動車道⇒金沢西IC⇒県道196号⇒金沢(泊)460km(実は迷って510km)
朝5:30起床。寝坊した。予定では3時には目が覚め、4時には出発するつもりりだった。今朝はなぜか(訳はまた話します)よく寝てしまった。しかも目覚めながら今朝の出発を覚えてなかった。もう少し寝ていようかとも思ったくらい。もの忘れも重症だこりゃ。あわてても仕方ないので落ち着いて、忘れ物が無いことと、火の始末だけはしっかり確認して。それでもバイクと部屋を行ったり来たり、3回は往復したかな。久しぶりの遠出に興奮ぎみ。お泊りだしね。
豊橋まで国道1号で。まあまあスムーズに進む。国道23号に入ったとたん時速50km弱で走ってる先頭の軽のワゴン車。朝から厳しいなぁ。長蛇の列。速いスピードも危険だけど、遅いもの精神的に皆をイライラさせて危険だよね。二車線になったとたん全車両が抜く。時間は8時をまわり普通に車が多くなってきた。岡崎の手前から普通に渋滞。名古屋に入る手前で再び国道23号に入る。この6車線の道が渋滞するから信じられない。きょうはスムーズなほうかも。
越前海岸を行く
琵琶湖湖岸道路を走り終わる頃、ガソリンが心もとなくなってきた。私のバイクの燃料タンクは満タンで20リットル。燃料計が付いていて満タンで5つのセグメントが点灯する。ラスト4.5リットルになると1つのセグメントと燃料マークが点滅する。残り2.5リットルになるとセグメントと燃料マークの両方が点滅するようになる。燃費は28km前後なので、ラスト4.5リットルでもあと100kmは走るはず。と思いつつ、敦賀に入ったら給油しようと走り続けて気づいたら両方点滅し始めていた。残り2.5リットル。敦賀市内に入れば山ほどガソリンスタンドはあるだろうが、バイパスを走ってしまい通過〜。
8号線は海岸線沿いに入りだんだん心細くなってきた。景色を楽しむ余裕もない。ついに潮風ラインへの分岐点まで来た。しかたなし停車して携帯の地図で近いガソリンスタンドを検索した。海岸線沿いのスタンドと、国道の先のスタンドを比べ、国道側はやってるだろうと国道を進むことを選択した。きょうは日曜日。田舎のスタンドは休日だったりするからね。しかし国道を進むといくつものトンネルがあり、トンネルに入るたびに、中で止まったどうしようと緊張して走った。バイクの燃費とタンクの容量を信じるしかない。少なくともあと50kmは走るはずだ。そう自分に言い聞かせ、旅行を楽しむ気分ではなかった。ガソリンスタンドあってくれー!営業しててくれー!祈りながら走るのみ。
トンネルを10個も超えた先にガソリンスタンドはあった。「良かったー、営業しててくれて。満タンにして」と頼んだら、本当に口元まで入れてくれて、17.3リットルも入った。残り1.7リットルだった。過去最大量の給油。ふーっとここまで300km以上走り続けたけどまだ休めない。せめて海岸線に出なくては。越前市まで走り県道19号で海岸まで出た。ここからやり直し。少し走ったところで写真を2枚撮ってまた走り出した。ガソリン満タンだしね。(^^)/
気を付けましょう
この国道305号、幅広い快走路も多いが、港のある漁村部は道が狭くカーブも多い。お年寄りも多い。シニアカーや歩行者が道路を横断してくるので要注意。今回もお二人見えました。左右を確認しない横断者。カーブの手前では減速しないと危ない。
迷う
三国に入り道を間違えた。途中から湖の横を走るはずが一向に見えてこない。あわら温泉に入ってしまった。もうどこでもいいから高速に乗ろう。この先「金津IC」の標識を発見。よしそこから入ろう。どこをどう走ったかわからないが金津ICに着いた。インターに入ってからぐるっと回ってあれ?どっちが金沢だ?上下線の分岐まで来た。標識は〜と、見ると西日の逆光で全然判別できない。えーいこっちだろうと選択した方は「米原方面」であった。あーやってしまった。次のインターは?「丸岡ICまで9km」。がっくし。引き返して金沢西まで走る。がっかりして眠気も出ない。金沢西ICで高速を降りホテルに無事に着いた。
16時30分到着 10時間510kmよく走った。
超高級マッサージ機
金沢シティホテル、部屋の中にこんな超高級マッサージ機があるんですよぉ!!疲れもぶっとびます。もちろん無料で使いたい放題です。欲しいなぁ。金沢は宿泊税(200円)というものを取るんですね。でもこのホテル、セミダブル一泊3690円なので4千円弱で泊まれました。安っ。1階に食事処があるんですが、きょうはお休み。外へ出る元気も無く向かいのコンビニで缶ビールとおつまみ、明日の朝食を購入。マッサージ後に爆睡。
2021年10月4日 月曜(2日目)
金沢シティホテル4:30⇒県道60号⇒のと里山海道(無料)⇒柳田IC⇒国道249号⇒志賀⇒県道36号⇒国道249号⇒県道49号(道幅狭くお勧めしない)⇒国道240号⇒県道7号⇒県道1号⇒穴水⇒国道249号⇒西岸⇒県道256号⇒ツインブリッジ⇒能登島〜⇒県道256号⇒県道257号⇒県道47号⇒〜能登島⇒能登島大橋⇒七尾⇒県道1号⇒国道160号⇒県道246号⇒庵⇒国道160号⇒七尾大迫IC⇒能越自動車道(無料区間)⇒福岡IC⇒有料区間⇒福光IC⇒国道304号⇒五箇山⇒国道156号⇒白川郷⇒荘川⇒国道158号⇒高山15:00着(泊)380km(実は迷って430km)
早朝の「のと里山海道」
朝4:30の出発は早かったかなぁ。真っ暗で海は全く見えません。東の山がしらじらと明るくなってきた。きれいだなぁ。空には雲一つない。いい天気だ。そのかわり寒い。春用のジャケットの中に一枚余分に着てきたけど足りなかった。バイクのシールドの陰に身を隠して走る。自動車道でスピードも出てるのでなおさら寒い。この時間なので砂浜を走るのはさすがに諦めた。(笑)ふとナビを見ると戻れという指示が!あーっ!降りすはずのインターを通り過ぎたー。またやってしまった。しかなない、次のインターでも戻ろう。次のインターまでは「8km」かぁ。
自動車道を朝から戻り返し、気を取り直して国道を走る。周りが見え始めるといいところだなぁって思う。北海道を走ってるのと勘違いしそう。でも急に道幅が狭くなって民家の間を縫うような道になることがある。バイクで朝から走るような道では無いと思った。自転車だな次回は。(笑)
能登半島西海岸を進む
冷えた身体に温うどんが染みる
能登半島のおへそを西から東へ横断中に「すしべん」という店が目に入った。朝からやってるのかなぁ?静岡でいう「あさひや」みたいなところ?おっ、温かいうどんもありそうだ、ここで休憩するか。まだ朝の7時過ぎ。時間に余裕あり過ぎ。店内に入り、天ぷらうどんを注文。400円。安い。水はセルフサービスだが冷たいものはいらない。もううどんができた。こういう店は出来上がりが早いから好きだなぁ。温かいうどんが身体に染みる。天ぷらが入ってる方が身体が温まる気がして、天ぷらうどんを頼んだが正解だった。もちろん汁まで飲み干して完食。さてとこの先は穴水から海岸線沿いを南下し能登島に行ってみようかな。え?今、決めるんかい!だって今日の予定で決まってるのは、高山まで行って先輩と飲むことだけですから。(^^)/
穴水から南下する
なぜバイク旅では停車しないかを考えた。いい景色の写真を撮って見せたいじゃんねー。でも走りながら景色を見るのがいいのであって、そのカーブを曲がりながらとか、バイクを倒して立ち上がりながらの景色が最高なんです。だから止まれない。ずーっと脳内アドレナリンが出っぱなし。快感〜。
遠くにツインブリッジと能登島大橋
初めて能登島に渡った。止まって写真を撮ろうかと思ったけど、走ってて気持ち良くて止まれない。(笑)最初の橋で海の上に霧が漂っていた。けあらしかな?きれいだったぁ。橋の上だからどうしようもできない。やっぱ次回は自転車だな。泊りでこようっと。二つ目の能登島大橋は渡ったところで大きな駐車場があったから休憩した。めずらし。
五箇山
能登島からちょっと遠回りに県道246号を走った。海岸線沿いの道が気持ちいい。このままずーっと海岸線沿いを走っていきたいところだが、目的地は高山だ。そろそろ能越自動車道に入らなきゃ。七尾大迫ICから自動車道に入った。無料です。石川県さすがです。このまま東海北陸自動車道まで行っちゃおうかと思ったが、そこはケチケチ一般道主義者の心がささやき、無料区間で降りよう。これが間違いの元だった。下りた福岡ICは西向きの国道8号にアプローチする道。なすがままに西に向かいました。金沢まで。結局、国道304号を見つけなんとか五箇山に向かうことができました。それにしても南行の標識が無い。無さすぎる。ナビの行き先を早くに高山設定にしたため役に立たず、白川郷にすればよかったと後悔した。
今夜のホテルと高山散策
五箇山から白川郷、御母衣ダムまでは快走路が続く。しかし所々道路工事で片側交互通行で信号待ちが数箇所あった。平日なので車の台数も少なくて丁度休めて良かったくらい。金沢で迷った割には15時に前にホテルに着いた。高山に泊まるときはいつもここ。高山シティホテルフォーシーズン。バイク専用の屋根付き駐車場有り。大浴場あり。食堂あり。早く着いたので高山散策に出歩いた。空いていて雰囲気良かった。お土産を探していると一軒の酒蔵を見つけた。「川尻酒造場」だ。酒造場という文字に惹かれるように入店。お酒で漬けた梅酒と原酒を購入し宅配をお願いする。(この梅酒、絶品です。)夜は先輩と久々の飲み会。昔話に話が弾んだ。居酒屋なんだけどラーメンも作っててカレーラーメンと黒ゴマ担々麺を分けて食べた。お腹いっぱいでホテルに帰って爆睡。
2022年10月5日 火曜(3日目)
高山5:30⇒国道41号⇒下呂⇒国道257号⇒国道256号⇒国道257号⇒中津川国道19号⇒恵那⇒国道257号⇒設楽⇒国道473号⇒東栄⇒国道151号⇒蓬莱峡IC⇒浜松いなさJC⇒新東名⇒島田金谷IC⇒11:30自宅着 250km(実は迷って280km)
きょうは自宅へ帰るだけだから、朝はゆっくり起きて、朝食食べて〜と思っていた。朝食何時からだっけ?チケットを見たら7時からだった。えー!遅すぎる。えーい、今日も朝食抜き。5時半に出発だ。身支度を済ませて部屋を出た。フロントで用事が出来たので朝食を食べずに帰りますと言って朝食券を返した。お金は帰って来ない。(笑)当たり前です。ホテルの玄関でエンジンをかけて暖機運転しながら出発する。静かなバイクで良かったと思う。高山の繁華街を出るころにはエンジンも温まりアクセルを開けた。朝の冷たい空気が身体に当たらないよう、バイクのシールドに身を隠しながら走る。お腹が冷えると痛くなっちゃうので。久しぶりの41号線、走ったことのないトンネルがいくつもあった。幹線道路だから改良が続いているんですね。さすがです。
写真が無くてすみません。バイク保険の切替をきょう中にしなくてはならなく、できるだけ早く帰りたかったので、280kmを6時間かけて一気に帰りました。国道257号は下呂から中津川、恵那、新城、浜松までをつなぐ国道で、こんな早朝に走るのは初めて。途中、霧が出てたり、雲海が見えたり、朝日がきれいだった。設楽町から国道151号に抜けるため国道473号を選択し走ったが、ここをダンプが通る?という狭い道から151号に出て気が緩んだか、「三遠南信道」という緑の案内標識に導かれ、佐久間経由で帰ることになってしまった。本当はもう少し下って蓬莱から新東名に向かって走る予定だったのに。 また間違えてしまった。
なんとか午前中に自宅まで帰りましたが、結局はバイク店は休日で何もできなく、なんのために早く帰ってきたのかがっくりしましたが、まあ人生そんなことはよくある話で、自分の思い通りにはなかなかいかないよ、という今回の旅行の総括でした。道も間違えてばかり。目も治さなきゃね。以上