バイク旅なかま

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おにひらそば(長野阿智村 国道153号)


 

バイク仲間(先輩)からラインが入った。今年最後のツーリングに出かけると。私は今度はどこに行こうか考え悩んでいたので、即「行きまーす」と返信した。結局男二人現地集合解散のツーリングとなった。私は初めて行くお蕎麦屋さんなので携帯の地図ソフトで場所を検索して確認保存した。あー飯田の南側ね。そんな認識程度のまま翌朝を迎えた。

2021年11月20日

自宅7:30出発⇒島田金谷IC⇒新東名高速道路⇒東海環状道路⇒中央高速自動車道⇒恵那IC⇒国道19号⇒国道256号⇒国道153号⇒鬼平蕎麦店(昼食)⇒国道153号⇒飯田山本IC⇒三遠南信自動車道⇒天竜峡IC⇒そらさんぽ天竜峡⇒解散

 

えーっ!7:00!そんなぁ。今朝は5時に起きて6時には出発する予定だったので飛び起きた。まあ高速で行けば間に合うだろうと落ち着いて身支度を済ませ7:30に出発。島田金谷ICから新東名に乗る。ひたすらまっすく走る。高速は退屈なんだよね。しっかり着込んできたので寒くない。新東名を西に進み、東海環状自動車道から中央自動車道へ入り、飯田あたりで降りれば行けるだろうといいかげんな計画のまま進んだ。どこかで朝食を取ってバイクのナビに行き先を入力して行こう。そう思っていたが目指す中央自動車道がなかなか遠い。のんびり休んではいられない。

 

高速道路ではスピードを出すとかえって疲れるので、ゆっくり目に流す。ようやく環状道路に入った。ガソリン補給を促す燃料計のが点滅し始めた。あと100kmは走るはずだが、高速道路を走ると燃費は下がるだろうな。給油したほうがいいかなぁ。中央自動車道に入った。走っている車が急に増えた。皆、長野方面に紅葉を見に行くんだろうなぁ。と、電光掲示板に「恵那から先渋滞」の文字が。燃料ぎりぎりで渋滞は困るなぁ。結局、恵那ICで降りてガソリンを補給することにした。インターは降りたが国道へどう走ったらいいかさっぱりわからない。住宅街に迷い込んでしまった。バイクを停め自分の居場所を携帯の地図ソフトで確認した。あとは日差しの方向と山並みから感で走ってようやく国道へ出た。しかし下り車線側にガソリンスタンドが無い。あっても坂道の途中にあるような路面では入りたくないなぁ。インターを降りてから15分経過していた。

 

ようやく平らなガソリンスタンドを見つけて入った。ガソリン補給中に自分にしては珍しくスタンドの店員さんに道を聞いた。「国道256号に曲がる交差点までどのくらいですか?」店員さんは丁寧に教えてくれた。「国道19号を十数分走ると木曽川を渡るので、その先に交差点があるよ」と。人に道を聞いたのは何年ぶりだろう?青森の竜飛岬に行く途中のガソリンスタンドで聞いた以来かなぁ。でもその時は何を言ってるのか方言が理解できなくて聞いて失敗した(笑)。自分はいつの間にか人に聞くことをしなくなっていたなぁと思った。店員さんの言う通り木曽川を渡り、国道256号へ曲がる交差点を曲がった。妻籠を過ぎたところでバイクを停め、先輩ににラインした。今日初めて。「少し遅れる」と。(笑)

 

バイク仲間なかま

 

国道256号を無事に走り切り、ようやく国道153号に出た。一旦停止を右折しいくつかカーブを曲がると「おにへいそば」のお店はあった。11時を過ぎ駐車場は車でいっぱいだった。駐車場を整理している方がバイクはこっちーと合図してくれバイク用の駐車スペースに停めた。人だかりで先輩を見つけることが出来なかったが先輩の方が私を見つけてくれていた。「おつかれさん」と声をかけられ、私は「遅くなってすみません」と挨拶し、きょうここまでの道中の苦労話をした。

 

お店は駐車場の車の混雑通り混んでいて、お蕎麦を食べるには整理券を店の前の機械で取る必要があったが、先輩が私のバイクを確認するとともにゲットしてくれていた。なので私からすればお店に着いてスムーズに食べることができた。ありがとうございました。注文したのは3人前の「おにひらそば」とえびと野菜の天ぷらを二人でシェアして食べた。なかなかお腹にグッとくる重量感のあるおそばで美味しかった。混むわけだ。

 

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お蕎麦を食べ終わり、天気もいいので天竜峡までプチツーリングに行くことにした。無料の快走路。天竜峡ICで高速を降り、PA内の天空の散歩道を歩いた。丁度飯田線の上り列車が来たので写真を撮った。紅葉は時期を少し過ぎていたが快晴の空には気持ちいい景色だった。プチツーリングはここで終了、解散した。私はそこから国道151号⇒473号⇒152号⇒天竜⇒掛川と走って帰った。行きに高速を走って行ったので帰りは下道をと走ってきたが正解だった。新東名の上り線は事故で渋滞していた。夕方5時過ぎには自宅に着いた。バイクも自分もお疲れさん。