ごあいさつ
ことの始まり
私は３７歳の時にヤマハテクニカルセンターで中型二輪の免許を取りました。その時の教官に「大型の免許を取って乗る方が、自重して安全運転できるよ。このまま入校すれば割引あるし。」という言葉に納得、すぐに再入校しました。教習中に、前を走る教官の左足にフロントタイヤを乗せてしまった私ですが、それでもなんとか卒業できました。教官、あの時はごめんなさい。ご迷惑をおかけしましたが今も楽しくバイクに乗ってます。
初めてのバイク
最初に買ったバイクは、スズキⅤＳイントルーダー１４００ＧＬという大型バイクです。まだ大型二輪の教習中の身でしたが、レッドバロンというバイク販売店でこのバイクに一目惚れしてしまいました。どうしようか迷っていると、店長が「新車は何台もあるけど中古車は１点ものだからねー」とひとこと。その言葉で迷いは消えて、購入を決めてしまいました。まだ大型免許も取れていないのに。購入されたバイクは店に長く置いてはおけず、自宅に運送してもらいました。免許を取るまでの約１か月の間は、休日の度にバイクのエンジンをかけたり止めたりまたがったり、走るその日を想像してひとりニヤニヤしていました。バイク生活に変えるため車を売却したのもこの時でした。
伊那にて撮影。初めての遠出。途中、佐久間ダム展示館の駐輪場で立ちゴケして左ミラーが折れてます。左傾斜の駐輪場はお気をつけください。
乗り始め
免許を取って初めての休日。近所は住宅地なので朝５時に起きて、バイクを田んぼの真ん中まで手で押していきエンジンスタート。10月でも260㎏の巨体を押して歩くだけで汗が出ます。５分くらい暖気運転をしてからの出発しました。交差点で止まるたびにエンストさせないように発進させねば。その一点に集中でした。あとで思えばこのバイク、シャフトドライブという機構の遊びが少ない分、初心者の私のクラッチ技術ではエンストしやすいバイクでした。しかも1400㏄という排気量のためエンストした時の反動も大きく、発進する度にドキドキでした。交差点でエンストすること数回、だいぶ発進にも慣れてきました。発進してしまえばこっちのもの。ミッションは４速でしたがその分厚いトルクで一気に加速。教官のの言われたとおり、自重しないとどこかに飛んで行ってしまいそうな加速でした。減速すると今度は１４００ｃｃのエンジンブレーキ強烈！ハンドルにしがみついていないと振り落とされそうな、じゃじゃ馬に乗ってる気分でした。
バイク仲間との出会い
あれから二十数年が経ち、十数台のバイクを乗り継ぎ、今はＶストローム６５０ＸＴです。今までバイクでいろんなところへ、ひとりで走ってきました。しかし１０年ほど前に先輩に誘われ仲間と走る楽しさを知りました。以来毎年５月には仲間と一緒にいろんなコースを計画して走っています。６０歳を目前にして今までのバイク生活を何かの形に残したいと思いはじめ、焼津市にある「ＨＹＲＳパソコン教室」でホームページ作成を勉強し作成しました。まだまだ技量も足りなく読みにくいホームページではありますが、少しづつ勉強して読みやすいホームページに仕上げていくつもりです。ご覧になる皆さんや仲間のバイク生活に少しでも役立ててもられたら嬉しいです。